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伊予バイオ企画同好会
ホームページ http://www17.plala.or.jp/iyobaio/



培養機器、歴史が伺えます、まだ20年は交配を行うとのことでした
歴史に残る1本をお願いします。

企画代表者のひとり言

伊予バイオ企画。その始めは、カビが生えたと言って、酒を飲み、種が芽を出さないと言って酒を飲む。
飲むのが楽しくて集まっていた、いい加減な会であった。
その様な会も、何時しか交配の記録をとり始めていて、1987年頃から記録が残っている。
蘭科植物の人工交配を始めて、約30年経過した。当時は闇雲に交配を行い、系統だ立てた交配など
思いもつかなかった。15年前より、容・花色・花間・花もちにこだわる様に成り
先人が選別した、銘花以上の物を狙って交配を行なっている。
今日までの交配苗は、数百万株は下らないはずだ、選別品は数十株にと止まっている
更に、選別品による交配で、終わりの無い要求へ進んでいる。
あっという間の30年間であったが、あと20年は交配を行なうつもりだ。新たな苗については、コルヒチン処理
育種については、青・赤・白・緑等のLED灯を使用して、育種の研究も行なっている。

現在の、伊予バイオが使用している、種まき培地・コルヒチン処理液・ビタミン液等について書いてみる。
皆さんの参考になる所が有るかも知れない。

先ず、伊予バイオのラボ室について。
伊予バイオのラボは、今まで自然光でやってきた。一番上はポリカ、その下1m下にビニール0.1mmを張り、内5Cm開け
ビニールををビニペットで貼り付けただけで、広さは2.5mx5.5m。半分はフラスコ室になっている。
LEDの育成灯をしていが、光が漏れ、季節外れのクリスマスの様で、夜は住宅街なので気になっている。
ちなみに赤色LEDは、レタスに当てると3倍早いそうだ。伊予バイオは、青・赤・白・緑の育成灯を使用しているが
色によって成長が違っているようだ。

2013年エビネの播種・移植培地。
種まき培地 (PH 5.2) 移植培地 (PH 5.2~5.6)
1 水 L 1000ml 1 水 L 1000ml NAA 100mg 0.1~0.3ppm
2 ハイポ 3g 2 ハイポ 3g 1000ml
3 ペプトン 2g 3 ペプトン 2g
4 砂糖 20g 4 砂糖 30g BA 100mg
5 粉寒天 7g 5 粉寒天 7g 1000ml
6 ビタミン 2ml 6 ビタミン 2ml
2013年度コルヒチンのえびね処理液 (PH5.2~5.4) ビタミン剤 (播種・移植)用
1 100ml 1 グリシリン 300mg
2 Col 0.1%~0.05% 2 ニコチン酸 50mg
3 DMSO 2.00% 3 ビタミンB1 10mg
4 ハイポ 100mg 4 ビタミンB6 10mg
5 砂糖 100mg 5 アスコルビン酸 10mg
6 ビタミン 0.1ml 6 アルギニン酸 50mg
7 アスパラギン酸 50mg
8 100ml

伊予バイオ【 コルヒチン処理方法】
1 処理方法(1)
3月、花芽がのぞき始めた時、花芽に対してピペットでコルヒチン処理液を数滴たらす。個体によって
軸がうねり、小さな花の開花が見られ、種を播くと変化にとんだ葉状の苗が出来る。
処理苗は、2倍体の染色体の数であっても(キメラ)、3倍体・4倍体の遺伝子を持つ染色体が出来ている
可能性があるようだ。

2 処理方法(2)
50mlの小ビンに20mlコルヒチン処理液を入れ高圧殺菌110℃~120℃で15分~30分
滅菌処理を行なう。
コルヒチン処理液内にプロトコームを100個前後入れ軽くシェイクを行い、25℃約5時間の処理時間を置く。
プロトコームの条件は((発芽60日~90日))が良い。90日経過の発根したプロトコームは、本手法では
結果が良くないようである。
時間がくれば、水洗いをして移植培地へ移す。更に、10日~20日おきに健全なプロトコームのみ
移植培地へ小分けする。
180日~200日経過した移植培地の苗は、ビンだし可能になっている。

(えびね新情報(大洲えびね会)

平成24年度開花情報


瓶苗、順化方法

平成24年度種蒔き情報。

平成24年度4倍体処理情報。

平成25年度冬至芽処理による 4倍体処理情報
News

平成25年度えびね情報News

プロトコーム成長記録を更新中
悠人君銘々
New!
同じ固体です。
右処理せず。左処理実施
浸透圧をかけコルヒチン処理を行なっている為、固体が膨張状態やはり変異を起しそうです。
フラスコ室満杯状態2000本以上の移植瓶があります。
あっとうされます。マザーフラスコも沢山ありました約100種の交配を行なっています
研究熱心な園主です。
LED照明色で成長の実験を行なっているそうでした。
期間を問わずクリスマスです、お孫さんが喜びそう。

平成24年度のコルヒチン処理だそうです。大量の処理瓶にただびっくり。 平成23年度の交配も500cc
瓶の蓋に支えそうです、4月には瓶だし可能でしょう。数十年の経験者は素晴らしいの一言につきます。
平成23年度の培養室隣の育成室だそうです。F4交配まで進んでいるそうです、色とりどりの開花株にうっとりです。

ヒマラヤニオイxニオイの交配だそうです
とても優しく1ケ月開花が早いそうです。
オリエンタルと言っていました
オリエンタルxコウズ交配。
4倍数体だそうです。
交配親に使用している事でした。






 
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